発心 - 詩の保管をするところ

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No.0

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11

29

21:54
Tue
2016

No.041

いろ

砂とともに爪の間に入り込む
深い色に染まる

遠くを見つめる
深い色の青が
どこまでも広がっている
目をこらしても
何色の船も見えないよ

あなたがいない
知っているよ
自らの意志でその足を歩かせた
あなただけが照らされれば
それで良い
うそ
ねえわたしだけそこから立てない
膝から崩れ落ちて
根をのばして

見ていて
わたしが深い青に沈むのを
わたしが飲んだ色を
同じように味わって
出来れば染まって欲しかった

2016*0430
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03

09

22:35
Mon
2015

No.040

座礁

くちびるをこじあけて
花びらをつめこんで
むさぼる
なんていやしいのだろう
そのような夢ばかりが勝手に泡を吹いて漂う

あてにならない約束と思い出とを
手に取る
あなたの言った季節はもうとっくにくたびれて
めくれてどうにもならないでいる

座礁
浅はかな考え
憂うほど波に打ち付けられる
こうして強くなれるくらいなら
今頃わたしはここにはいない

たどり着かない視線の先になびく
お願い
どこに巡るの
誰の名前に明かりが落ちるの
まだ知らないでいる
03

24

22:57
Mon
2014

No.039

なんとかかんとか

梅の散る季節にも触れないで
びんの底にひとりよがりを沈める
こうして漬けておけばと月日が過ぎてゆく
手に入らないもどかしさに
焦がれてほんとうは気づき、身勝手に苦しむ
おんなだとかおとこだとか
付きまとう性別に応えきれない
わたしの震える声帯
伝わって、
膝を折るポーズ
あなたを思うだとか、
割りに合わない思想

単純なつくりをしているせいで面倒くさい
おんなというかたち
おとこというかたち

わたしにはない
身につけたくとも
割りに合わない曲線
丸みを帯びたおんならしさ
たぐり寄せてもたどり着かないやわらかさ
たまらなく欲しいと思う

内緒の思想を展開させて
割に合わないうたを口ずさむ
片思いとかなんとかかんとか


2014 0324
09

02

00:24
Mon
2013

No.038

出放題

手の届かない手の奥には
冷たい温度が流れる
温かいなんてうそ、うそなのよ。

わたしの血液の流れる音を
聞きたがるひとがいる
屈託もなく笑う
永遠を謳いあげる
胸のあたりがひしひしとする
涙はこぼれない
わたしってひきょうね。

こんなにも気だるいと感じるのは
この季節のせいなのだと
唇のはしを吊り上げて置いておく
脳裏にあるちがう匂い
わたしってひきょうね。

そろそろ移動を始めようとしている季節は
わたしを置き去りにする
その名目だけが育ってゆく

乳房よりずっと奥のところを
覗いてほしい
そしたらきっと
気づくのでしょうね
温かいなんてうそ、うそなのよ。

2013 09 02
05

14

23:53
Tue
2013

No.037

我慢、声

細い腕を抱え込んで
そのような乱暴な言葉は
どこで覚えたというのですか
おとこが
手取り足取り教えたというのですか
抵抗はしない
そのあたりだけ
華奢な格好をもちいる

わたしの思う、
社会通念のようなものも、
どんな壁でも幕でも突きやぶって
また飛び交う

だから先生、
わたしは、
わたしの見いだす
うつくしさを描いても良いですか

2013,0514
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