発心 - 詩の保管をするところ

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No.0

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05

03

16:00
Mon
2010

No.09

4月3日

帰りたいと言う赤い靴に急かされて
私が歩き始めると
海が私を引き止めて道行く道を塞ぎます

浸されたコンクリートは使い物にならなくて
行く当ての無い人々ばかりが
溶け切れずに救命ボートの上で手を振っている

海の底から生えて来た廃墟に身を隠せば
スカートの裾から水が這い上がって
髪の奥まで責め込まれて
それでも私は
歩き続けます

いきなり目の前に現れた箱に
どうしても開けてしまわないと
いけない
という
衝動に絡まれて

目に映ったのは不覚にも美しい
美しい白い腕の
その切断部分からは
花が溢れて
溢れて

水面に浮かぶ
白、紫、黄色、桃色の花の色と
その
美しい腕を私はただ
水滴を溢しながら、
見つめていた


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4月3日にみた夢
5月3日編集、完
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