発心 - 詩の保管をするところ

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10

16

23:09
Sat
2010

No.021

あいさつぶん


腹実る夕暮れと
秋に焼かれる日は
何枚かに下ろされる日です
それは何でもない日のことらしいです

南下してきた陳列を
剥ぎ取ってしまえば
口口に言う
あの子の脚は
絶妙なのだと

青い背中が愛おしい
白い腹が愛おしい

自らの欲望を押し付けて言う
あの子のからだは
絶妙なのだと
そのダツ目に
睨まれたいのだと

秋に溺れる人を
皿の上から見下す
あの子は
体勢を整える
富ます食膳

口腹してご覧
顎が笑った
けぶったあの子
焦がれたあの子
すてきなあの子

気を付け
のポオズは
ただの秋でした

どうぞ飲み込まれて下さい

秋を噛む
あの子を召す
咀嚼する
感嘆文がこぼれる

始めましょう/終わりましょう

腹部を賑わす何でもない行事に
さあほら、
挨拶を述べなさい
よくばりなにんげんさま


2010/10,16





純潔セミヌード(去年書いた秋についての即興詩)


ついこの間まで水槽に居ました
ありもしない

腕や脚をばたつかせて
髪を振り乱して 泳いでいました

この身体は火照って行くばかりで
色にまで名付けられる始末なのです
貴方が手を抜くから
只見つめているだけだから
いけないのです

御覧なさいこの色を
御覧なさいこの身体を
綺麗に馴染ませて
しょっぱい言葉で締められて
粧し込まれるのです

裸じゃまずいからって
中途半端に服を着せて
見知らぬ艶かしい手に触れられるのです

焦がれた哀しき身体は
その口に
放り込まれ
ましては
感嘆さえ漏らされるのだから
自分の欲望を


所為
などと
抜かす始末なのだから

/2009 10 16



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