発心 - 詩の保管をするところ

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No.0

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08

25

22:00
Thu
2011

No.033

どうしようもなく夏

ソーダ水の温度に惑わされて
汗ばむ景色をよじのぼる

お元気ですか、夏

遠い背中に
あなたと名付けた
ひとのかたちを追って

「おはよう」を
言いそびれると
教科書の中で殺されるんです
坂をくだる
すこしかなしいきもち
歯止めがきかない

夕日に照らし上げられた
わたしの首の
呼吸はおろそか

心地良い苦しみが
どうしようもなく
じりじりとせまる

夏のかたちを
あなたと名付けた
ひとの背中を追って

焦がれて
しあわせです
苦しいと
のたうちまわるのが
しあわせなんです

何日もかけて
「おはよう」を
つくりあげる
坂をのぼる
吐き出すために

すこし涙を流す
わたしのぬるいソーダ水

どうしようもなく
夏でした。



20011年8月24日
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