発心 - 詩の保管をするところ

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No.0

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03

21

00:35
Thu
2013

No.036

こんざい

こんざい 2013 03 21

2月をたゆませて泳いだ
3月には疲れ切って本当の魚のようになった
あやふやな優劣の判定を何度か食らって
何度かはがれ落ちたうろこから
弱い部分を見せた
よわい人が
尾びれとか背びれとかを動かしながら
立ちすくんでいる

とうめいな声と、
とうめいな涙で
構成されている
ということにしているんです
女子高生という名前は可愛らしいものでした


スカートたちの集団生活を終え、
わたしたちは解放へ進もうとする
前も後ろも見えなくとも
そうしなければならない


わたしは、
わたしの、とうめいではない涙を見て
そのうちまた、涙を流すので
そのうちきっと
思い出したいひとが溢れてくる


さようならは告げないけれどいなくなりたい
なんてわがままを言う間もなく
あなたという人は色あせて
過去という名前に変わる
02

07

00:03
Thu
2013

No.035

3341のうた  さまよい



3341のうた 

体節をへし折る
感傷の季節に浸る

まだ青いからだを隠し込んで
いやらしい思い入れを隠し込んで
登校、あいさつ。

異性ということばに
ときめきを感じる
つかいかたは知らないのだけど
あなたという人に用いてみせた
はずだったのに

秋波、
わたしは、
色めいたものなんて
持ち合わせていないから
その目には何も帯びない

満たされないという言葉で
満たされいる
わたしの欲望とか感情やらが
刺激される

あなたの前では
おりこうさんでいる
可愛いわたしはしにました
あなたの361には反応しない
見向きもしない
(背中にだけは一点を注いでしまうけれど)


帰り坂で口ずさむ3341のうた
横目で燃える色の公園
うずくまる遊具に塗り付けられた秋


登下校、おしまい。

2012,11,04,




さまよい

まるごとわたし、なつごもり
こんな季節なので
あなたと顔を合わすのもおっくう

真っ盛りに教室漬け
教科書ノート参考書の順で
男子と女子が、かたちもなく
見えない上下運動をくりかえす

あなたのさいぼうの色まで
真似てみたかった
学べば学ぶほど
遠いのだと知った


なまりのすり減る音がする
わたしの体内に沈んでいるのとは違って
軽快であると思った
その続いていく筆圧
に押しつぶされてしまいそう


ページをめくる音がする

保たれている気温
誰も発狂したりしない


なつごもり

2階の階段と同化してるのがわたしです

2012,08,15
12

30

00:42
Fri
2011

No.034

空白にする

ノートに身を投げましては
冬の景色になみだを浮かべる
あなたの口に添えた言葉を
死なせてしまった


息を止めて泳ぐ生活のなかで
このわたしに
はじめての名前がつきました


やわらかい部分に穴があいて
沁みこんでくる
あなたの背中に漂う温度を
感じてしまった


呼吸をする入り口が
不必要な心もち
ノートに積もるだけなら
心地よいくるしみだったのに


したためるには重すぎた
振り向いてしまうには早すぎた
それなのに
どうしてもあなただった
わたしの
打ち明け話を空白にする


それでも
平然と呼吸をしているあなたがすこしだけ
ずいぶん憎い



2011 12 30
08

25

22:00
Thu
2011

No.033

どうしようもなく夏

ソーダ水の温度に惑わされて
汗ばむ景色をよじのぼる

お元気ですか、夏

遠い背中に
あなたと名付けた
ひとのかたちを追って

「おはよう」を
言いそびれると
教科書の中で殺されるんです
坂をくだる
すこしかなしいきもち
歯止めがきかない

夕日に照らし上げられた
わたしの首の
呼吸はおろそか

心地良い苦しみが
どうしようもなく
じりじりとせまる

夏のかたちを
あなたと名付けた
ひとの背中を追って

焦がれて
しあわせです
苦しいと
のたうちまわるのが
しあわせなんです

何日もかけて
「おはよう」を
つくりあげる
坂をのぼる
吐き出すために

すこし涙を流す
わたしのぬるいソーダ水

どうしようもなく
夏でした。



20011年8月24日
05

29

19:03
Sun
2011

No.032

ゆるやかにおしまい

背中の波が剥がれて泣いて
海が誰かを呼んでいる
あなたのことを考えてみる

体を循環する器官のひとつひとつを
ていねいに洗う
みずの流れに臆病になると
腰にひびが入るんです

ゆるやかに
砂浜のおやまがくずれる

背中の波が剥がれて泣いて
海が誰かをさらってゆく
残された脚だけが
ゆらゆらしてる
あなたのことを考えてみる

両脚で立って
わたしこうして泣いています
ひとつぶ
ふたつぶ
このようにして壊れてゆきます

わたしが捨てたものなんです
思い出すには遅すぎた
海をみつめる
片手には雨
ゆるやかに分泌


もう途中


2011 0505
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